2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Towerレコード破産

以前、あるオーディオマニアに聞いた話だが、 音源、つまりレコードやCDから、プレーヤー、アンプ、スピーカーに至るオーディオシステムの中で、一番進んでいるのは、なんと、最も素朴に造られる、レコード盤らしい。 最高級のプレーヤーやアンプを使って…

朝日新聞特集記事─「好感」のありか─

─「好感」のありか─は、「自分探し」の特集だ。 以前このブログにも書いた 「愛国を歩く」 という記事と同時進行で、3回に亘って紹介されていたが、 なかなかイメージし難い今の「日本像」が、その二つの特集記事によって、うまく説明されていたと思う。 そ…

リスクと「スケープゴード」

10日ほど前になるだろうか、零細の建設会社が、千葉、東京にまたがる大停電を引き起こしてしまった。クレーンを立てたままバージンを航行させて、高圧電線を傷つけてしまったことが原因らしい。電力会社はもちろん、被害を受けた無数の会社や個人から訴訟を…

朝日新聞特集記事─「愛国を歩く」(上)

今朝の朝日新聞の特集記事、「愛国を歩く」(上)は、若者の右傾化の特徴をよく表している。 「なぜ、若者達は、国にひかれるのか」 という疑問から始まる紙面では、例えば、20代の学生、サラリーマンで組織する、[コンサバティブ・スチューデント・アソシ…

コメントありがとうございます

「栗林中将の功罪」に対し、いくつかのコメントをいただいたのですが、このブログは、実は自分の運営するブログではなく、管理人から自由に書き込ませてもらっているという性格のものなので、私物化を避けるためにまともな議論はできませんが、少しだけ。 「…

終戦記念日に向けて2ー『夢』

小説家、なかにし礼は、満州に生まれ、終戦、死の淵を彷徨うようにして日本に帰ってくる。 大陸の悲惨な状況を知るなかにしは、本土が更に荒廃していることをイメージしていたが、そこでみたものは、明るい 『りんごの唄』 が流れるなかを、元気に立ち回る日…

終戦記念日に向けてー「靖国」の本質

私は、戦前と戦後を境にして、靖国神社の性質が、大きく変化したと思っている。戦没者の祀られ方が変わったのだ。簡略化して言えば、以前の靖国は、国に殉じた英霊達の魂が集まる場所であったが、戦後、それは、─「怒れる魂を『鎮魂』する場所」─となった。…

栗林中将の功罪

先日、前回投稿の、[玉砕」─「散るぞ悲しき」を、ほぼ同じ内容で、別の掲示板に投稿したところ、一気に100を超える批判が来ました。おおむね、頑張った栗林中将をなぜ批判するのか?という内容だったので、以下のような返信をしました。─この場をお借りし…

「玉砕」─『散るぞ悲しき』

「玉砕」─玉が美しく砕け散るように、名誉や忠義を重んじて、潔く死ぬこと(広辞苑) 軍隊が全滅した時によく聞く言葉だが、実際の戦闘での─「玉砕」─は、そんなイメージとはかけ離れたものであったことが、硫黄島の戦闘からの帰還兵の証言からよく解る(N…

「マニュアル化」社会の問題─1

「危機管理をマニュアル化する」といえば、何かいい事のように聞こえるが、じつはこの方法では、本当の危機には、対応できない。瞬時の判断を必要とする場合、「マニュアル」がネックになることは容易に想像がつくだろうし、じっさいの運用面でも、「マニュ…

●;カリスマ営業マン

●;8/3日(木)18:30〜於;CCG会議室で開かれた「わいがや;①」の模様。「カッ!」と暑くなったせいか、リピーター組の出席少なし。でも、外部ゲストは、小川国雄さん…(株)錦プロデュサーズ・常務/前山寿さん…錦プロデューサーズ/横田悟さん…(株)バリ…

流水プール殺人事件─その弐

新聞報道によると、市の担当役人は、二日に一度はプールにチェックに行っていたのだが、蓋が針金で止められていたことには気付かなかったということだ。 5年も前から針金で固定していたというのに、よくもまあ気付きませんでしたなどという大嘘がつけるもの…

流水プール死亡事件

きのう、埼玉の市営プールで7才の女の子が、流れるプールの吸水口に吸い込まれて亡くなるという痛ましい事故があった。 吸水口をカバーするアルミ製の格子が外れていたために起こった事故だということだが、その格子はなんと針金で固定してあったという。 …

Show the Flag!

ヨーロッパはかつて深い森に包まれていたらしい。 それを伐採して今の風景をつくったのは、キリスト教徒達だ。 掃討作戦というのは今も昔も変わらない。 森や洞窟に潜む異教徒達を掃討するには見通しを良くしなければならないのだ。 ベトナム戦争の枯葉剤作…