●;カリスマ営業マン

●;8/3日(木)18:30〜於;CCG会議室で開かれた「わいがや;①」の模様。「カッ!」と暑くなったせいか、リピーター組の出席少なし。でも、外部ゲストは、小川国雄さん…(株)錦プロデュサーズ・常務/前山寿さん…錦プロデューサーズ/横田悟さん…(株)バリューFIX/安藤秀樹さん…(株)海外業務支援サービス*CCG側は重村光一/山田芳宏/高岡。
●;自己紹介〜のコトバから【マーケティング・キーワード的なもの】は、
メディア・コンプレックス型の商売へ」(小川氏)。
出版業界で「ほぼ書籍」というコトバ(=概念)が生まれている…と。「R25」など「2.0的業態変化」の事例が紹介される。「レクサスが売れていないのは常識化」とか、「富裕層マーケティングの誤解」とか、とかの話。横田さんの通販コールセンター経験話…ご指名がかかって来た話から(なぜか)「カリスマ店員」「カリスマ的な営業マン」の話が興る。
●;マックス・ウェーバーが定義した本来の「カリスマ」の意味から外れてカリスマ店員、〜主婦、〜美容師、〜モデルなどと大衆化-メデイア化されている(特に90年代〜)が「(そこに)一気通貫しているものは何か」の議論へ。
「そのキャラクターの人間力」(重村)/(カリスマディラー)と言われた林文子(=現・ダイエー会長)さんの場合はどうなんだろう?と。林文子氏の本を読んでいた前山さんが「ダイエー店舗の現況」を実見していて、林さんの手法をいくつか開陳。「他とは違うやり方の実践」「顧客目線、顧客の立場で…対等感」などが例示される。
●;「カリスマ的な営業マン」は、顧客とどこかで瞬間に交点を結ぶ。そのイスクラ(=火花)が顧客に点火され、顧客にとって《私に近しい人》との心証形成が起こる。これは自己演出ではなく、その人固有の声質や当意即妙な何気ない会話(=クリエイティブな発語能力)などの《身体(性)の自在な交換》によるものであろう。コトバ巧みな押しつけの「逆」で、顧客の側に「購入(=選択)の自由感」を与えるワザの持ち主。
●;「カリスマ性」とは「相手との相互関係で生成されるもの」(前山)で、「2.0的ビジネスの生成」が問われている各業界〜業種こそ、顧客との関係構築による「自己組織化」の促進が問われている。【T】