●;「わいがや;①」は《今、バブルか?》を議論した

●;5月11日(木)の「わいがや;①」は、司会者が、各所で諸景気の動向などを受感したらしく《今、バブルか?》と参加者に問いかけた。
▽;出席者は、安藤秀樹さん((株)海外業務支援サービス)、大中捷行さん(研修講師)、小川国雄さん、(錦プロデューサーズ)、(株)コンパッション])、横田悟さん(バリューFIX)、][http://h-s-j.com/sub1_b1.htm:title=松島義雄さん、(通販会社HSJ)、宮崎正澄さん((株)インターナショナルラグジュアリーメディア])と、松岡静夫さん(カーサ豊四季管理組合)CCGからは技術コーディネータ・神力愛晴、出版・コーディネータの高岡武志でした。
●;参加者の自己紹介〜プレゼンでは《通販》という共通項があった。画廊が持つ「絵画」などのネット流通を手がけている安藤さん。《ユーザーオファー型の新しい通販会社》を試みている横田さん。いくつかの商材を仕入れて「通販会社」を起こした松島さんなどがそれで《通販の「現在」と「次」》についてお互いの知見をぶつけ合うのにも触手が動いたが、司会者は昨日かおととい受感した「情報」を基に《今、バブルっ?》という問い」を投げかけることから議論を始めようとした。司会者の「情報」は伝聞に属することで採用広報系会社営業マンの「ささやき」とか、「高級富裕層向け雑誌」の創刊号が見事なくらいに「広告」が「入っている」などの現象。現場の彼らが「バブルっぽい」と表する言辞を捉えて各位の実感レベルでの感じ方を問い掛けた。再びバブル的な「消費」を煽ろうとする「声」が浮かれ気味に聞こえてくるという話であったが、各位の反応は「単に景気が多少良くなって来ただけじゃん…大中さん)であり「富裕層というか、資産運用層が「いることは確か」でメリル・リンチだかが日本人口の10%が一億円以上の金融資産を持つ富裕層が「いる」とマーケット試算したことがあったらしく、その「仮説」は誰かの頭に残っていて「日本では120万人、アメリカではそんなに「いない」などの言説としてこの日の「わいがや;①」でも飛び交った。ただ、彼らを争奪する商戦が各所で行われているのも「確か」(安藤さん)。「少子高齢化社会」下の「マーケット争奪戦」が行われている。とりわけ「有産階層」の懐を狙う「商戦」が今をしきめいている。「バブルは、90年周期で起こるのであって「今、バブルだ」と言っている間は「バブルではない」(大中さん)と「バブルの定義」が各自異なっている。。バブル期に「広告制作会社を経営していた小川さんは、倒産に見舞われた経験をお持ちで、むしろ、今は「そんな感じ」を持つことはなく、それよりも「新しい媒体作り」にテンションが上がっていると述べる。
●;「消費と「生産」を限りなく瞬時に「直結」させるのが、今日の資本主義。「消費」を誘因する「広告シーン」に「生産」が従属してしまっているのを疑う者はいない。「広告社会」化の中に私たちは「いる」。