2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

山下さすが著 『ハッピー転職バイブル』中経出版

転職には、キャリアアップ転職とキャリアダウン転職がある。 趣味と実益が一致していない人が、リストラされたり、なんとなく社内でうまくゆかなかったりで転職しなければならないとしたら、多くの場合は、キャリアがダウンしてもしかたがないと思ってしまう…

自爆テロと特攻攻撃の「差」

特攻といえば航空機による自爆攻撃をイメージするが、日本軍は、人間魚雷「回天」 による特攻攻撃の他、挺進爆雷艇というベニヤ板で作ったモーターボートによる特攻攻撃も行っていた。 何かヤケクソな作戦のようにも感じられるが、靖国神社の資料によれば、…

戦没者への「うしろめたさ」─黒澤明『夢』から

先回投稿に書き込んだ、われわれが感じなければならない、「うしろめたさ」について。 去年夏の投稿を再掲載します。 「小説家、なかにし礼は、満州に生まれ、終戦、死の淵を彷徨うようにして日本に帰ってくる。 大陸の悲惨な状況を知るなかにしは、本土が更…

靖国神社の本質─『顕彰』から『鎮魂』へ

去年夏、掲載したものを一部書き直して再掲載します。 「私は、戦前と戦後を境にして、靖国神社の性質が、大きく変化したと思っている。 戦没者の祀られる意味が変わったのだ。 簡単に言えば、以前の靖国は、国に殉じた英霊達の魂が集まる場所であったが、戦…

NHKスペシャル「鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争〜」

NHKスペシャル「鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争〜」 は、何か新しいコンセプトで作られているように感じさせたが、ほぼ毎年この時期に放送される、日本軍を悪役とした「反戦ドラマ」の一環、という範疇を超えるものではなかった。 語り口が斬新なだけで…

▼安倍さんが辞めない本当の理由

スタンレー・キューブリックの『時計仕掛けのオレンジ』 で、一番記憶に残っているシーンは、少年達が、「雨に唄えば」を口ずさみながら、浮浪者風の男に暴行を加える場面だ。 この映画は1971年封切りだから36年前に作られた、近未来映画ということにな…

「他者」不在の内閣 赤城さんの立場

このブログでも何度も取り上げたが、現職大臣の松岡さんが、パジャマのままで死んでしまった、というか死んで「しまえた」理由が、今でも分からない。そしてその謎は、なぜか自分の中では、「安倍ちゃんは、なぜ、赤城さんを松岡さんの後任にできたのか?」 …