2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「裁判員制度」凍結、見直しにむけた「12の論点」

4月28日、超党派「裁判員制度を問い直す議員連盟」による、問題提起です。長いですが、裁判員制度がいかに杜撰なものかが分かりますので、目を通してみてください。 http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/21929301bf51872669470a5abd17bbeb 「裁判員制度…

林被告に死刑判決 地に落ちた最高裁の権威

これが本当に三権の一翼を担う最高裁の見識なのかと、耳を疑うような内容の判決文だった。林被告が、保険金詐欺目的で夫や知人にヒ素や睡眠薬を飲ませていたとされる別件の疑惑が、無差別殺人の可能性が高いこの事件の状況証拠とされているのだ。 常識的に考…

ニホンジンの差別感情 ハリセンボン騒動から

ニホンジンは、不思議な差別意識を持っている。 普通、人種や宗教に関る差別にはいつも、非倫理的といううしろめたさが付き纏い、そして被差別者にとっては、そのことと戦うことが、生き抜く上でのアイディンティティーとなったりもする。 しかし、ニホンの…

新たな「肺結核差別」の始まり

ここ数日の北朝鮮ミサイル問題の報道にいらいらしていたのですが (なんで東京にまで迎撃ミサイルを配置しなければならないのか? 完 全に自民党が国民の不安を煽ってますよ)、 昨日今日の、吉本のタレントの肺結核騒動にはついに切れてしまって、東京都の…

「死刑」について その3 バダンテールの演説から

70パーセントの人が死刑存続を求める中、仏法務大臣バダンテールによる死刑廃止法案審議時の演説の一部から。 「司法の現実の中では、死刑とは何でしょうか。12人の男女の陪審員。2日間の審問。事件にまつわることがらの奥底まで触れることは不可能。そし…