2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

▼等身大の─[政治]と[行政]

[政治]─安部晋三内閣の、最大のサプライズは、なんといっても、現役大臣松岡さんの自殺ではなく、「赤城農林水産大臣」の任命だろう。ちょっときのどくだが、ただでさえ「え!」、と思ってしまうほど貧相な男が、頬とおでこに絆創膏をつけて、ネクタイも禁止…

オーム事件と沖縄の「奇祭」

前回の続きとして、組織犯罪とその構成員の責任について。 例が少し極端かもしれないが、9.11テロより前、アメリカは、クリントン大統領の時代に、ヴィン・ラディンが使っていると思われた携帯電話の電磁波を探知して、そこにミサイルを撃ち込んだ。この無差…

▲オーム大量死刑判決の「怪」

一連のオーム事件で、死刑判決を受けた被告は13名。昨日、地下鉄サリン事件の実行犯のひとり、横山真人の3人目の死刑が確定し、残る10人が控訴している。以前のブログにも書いたが、この13人の死刑判決の多さは異常だ。事件の性質の差もあり、もちろ…

命を守る「基準値」

最近、耐震偽装問題で、国交省が実際には、0.3しかなかった強度を、0.5以上あると偽って公表していたという事件が発覚しました。 政府は揉消しに必死になっているようですが、現在でも、安心だと思って0.3の強度しかないマンションに住んでいるひとがたくさ…

「段ボール肉饅」─中国的感性の怪

中国人というのは、その人口の多さもあるけど、どこか得体の知れないというか、何を考えてい るのか解らないところがある。もちろんアメリカ人だって何を考えているか解らないのだが、中国人の場合は、その解らななさの幅が、極端に大きい。そしてそれが端的…

『ウルトラマンの日』 

今日はなぜか、『ウルトラマンの日』 らしい。1966年の今日、 ウルトラマンの放映が始まった。 自分は、「ウルトラマン」から「ウルトラセブン」までは必死になって観ていた記憶があるが、最近まで続いていた「ウルトラマン」シリーズと違うところは、ま…

■「しょうがない」話ーその弐

アメリカの、ロバート・ジョセフ特使の、「原爆投下は、数百万の日本人の命を救った」、という発言と、「イラク戦争は結果的に世界に平和をもたらす」、というブッシュの発言は、どこか似ているような気がする。しかし、似ているのは、いずれもアメリカにと…

「しょうがない」 話

「広島、長崎の原爆投下はしょうがない」 これは、押しなべて日本人全般の正直な感情だろうと思う。http://d.hatena.ne.jp/ccg/20061114小林秀雄が、「歴史とは、《思い出》である」 みたいなことを書いてたような気がするが、それもかなり自分に都合のいい…