●;「人材像」について

●;7/6日(木)18:30〜於;CCG会議室、毎月第一木曜が定例の「わいがや;①」が開かる。
●;[外部ゲスト]は、三好勇樹さん/岡部共之さん/石井正巳さん…(有)オフィス・アイ/安藤秀樹さん…(株)海外業務支援サービス/松島義雄さん/大中捷行さん…研修講師;(LM考房)/[CCG側]は、風巻融/重村光一/高岡武志。
●;外部ゲストの自己紹介〜プレゼンの中から(議論と話し合いの基になる)《マーケ的キーワード》」を拾い出す。
マーケティング的(営業(的))な話としては、
⇒「病院経営コンサルの例」/「サンプル百貨店」のビジネスモデル/「高齢者雇用安定法下のホワイトカラー(労務管理研修)」など。
●;⇒フリーターたち相手に就労講座の研修講師をしているは大中さんの話…「(彼らは)会社というもののイメージが沸かない/「会社=悪いイメージ」があるという話。中学や高校での「職業教育」の不足、宮台真司藤原和博らの『よのなか』(筑摩書房)といった本がどれ程人口に膾炙したか定かではないけれど、会社には「いいイメージ」が沸かないらしい「(会社で)働くことのイメージ」について議論へ。
⇒出席者に聞く。「学校出てその会社に入ろうとした動機は?」皆、異口同音に「それしか、食う術がなかったから/貧乏な親見てたから/回りの誰もと同じでフツーに選んでいた」。当たり前だが、現・フリーター世代との「食うことへの切迫感」で世代の差がある。
・ゲームソフト/DVD/出版などのプロデュースをしている石井正巳さんの話…ゲームソフトで年商何十億のヒットを飛ばす若いクリエーターたちは「従来型の会社組織に帰属意識などない、さっさと仲間募って会社を作る」。<さっさと仲間募る>が彼らの軽いノリ。それに比べれば、なまじのブランド会社の管理職経験者ほどその<軽さ>がなく、変化する市場(BtoBであれ、BtoCであれ)への対応力が弱い。
・「消費者相手のクリエーター種族」だけの話ではなく、働く若者が会社への帰属意識がなくなっているのはどこの会社も同じ。《さっさと、仲間募って》のプロジェクト(意識)型組織に移行している。
・「5年10年かけて、<やりたいことを目標に>自ら磨いている人をリクルーターが「高く売る」《人材流動化時代(=大就職時代到来)》。
・人材系(派遣)会社は、社会システムになっているが、<デキル人物>を見抜く力量があるかは判らない。「「グローバル化に対応できるプロジェクト・マネジメントリーダー人材」とグローバル化の中の企業の「下支え要員人材」と「二極化現象」は誰もが言う。前者も後者も外国人労働者(研修生含め)が登場して、二極化間でも競争が激化。悠長なことは言っていられない時代に入っている。【T】