お笑い─東村山市長からの「回答」

東村山市長から回答がありました。思った通りの内容でしたが、そこに、ある種の寂しさを感じざるを得ないのが、なんとも情けないです。


『平成19年5月 1日付 森 利行様からいただきました「市長へのEメール(ヨークマート新店舗サイン計画について)」につきまして、下記のとおり回答いたします 

          東村山市長 渡部 尚

 ご意見いただきました、ヨークマート新店舗サインについては東京都屋外広告物条例等に基づき設置許可申請がなされ、一箇所の設置面積が20?以下の物件については市が許可権者あり、また一箇所の設置面積が20?以上につきましては許可権者が東京都になります。
当該地域は準工業地域に当りこの建物に対する屋外広告物の総設置面積は規定により1壁面につき50?以下、総壁面の10分の3以下に制限をしており、面積用件も問題の無い申請内容となっております。
上記の許可条件の範囲内であり、学校周辺に設置する屋外広告物についても特に規制はありません。当市としても、この件については東京都屋外広告物条例に基づいて申請許可をせざるを得ません。
 今後も、引き続きご協力とご理解をいただきたくお願いいたします。』



なにが情けないかといって、これ以上情けないものはないと思わせるのは、最後の一文 『今後も、引き続きご協力とご理解をいただきたくお願いいたします』 ですね。 いったい、何に、ご協力とご理解をいただきたいのでしょうね。 ヨークマートに打診する以前に、はなっから、「法律は侵していないのだからそれで文句を言う立場にはなく、それは教育問題と言えども、何も言えないんですよ」 という行政主体の「主」の字もない、長いもの(ヨークマートごときのどこが長いのか知りませんが)に巻かれてしまう、自我崩壊にも無感覚であることにも気が付かない自虐性。 これが、日本の擬似モダニズムの具体的姿なんですよ。【M】